深煎りで心地よい苦みとボディー感。ふくよかでバランスの取れた芳醇な味わい。
生産国 :インドネシア
地域 :トバ湖東南のリントンニフタおよび
ドロックサングール
生 産 者 :リントンニフタおよびドロックサングールの生産者
栽培品種 :ジュンベル、アテン
標 高:標高1400−1600メートル
精製処理:スマトラ式(ウエット ハル)
規格 :G1 スぺシャル・プレパレーション
スクリーン :18Up
【味の特徴】(5段階)
蒼い瞳のスマトラタイガー・ブルーアイ。ブルーアイは寝かせるとボディが増すタイプ。味に深みが出るにはまだ少し時間がかかる。
リントンニフタ、ドロックサングールでバタック族が栽培しているリントンマンデリン。北スマトラ、アチェ産のマンデリンは60,000トン、リント ンは2000トンしかありません。生産者が丁寧に手摘みした完熟チェリーは、含水率36%のウェットパーチメントで脱殻され、天日乾燥されます。リントン コーヒー専門のドライミルで丁寧にハンドピックされて、仕上げられます。
1696年、当時オランダ領だった東インド諸島(インドネシア)のジャワ島に、オランダ軍の司令官がアラビカ種の苗を数本持ち運んだのが始まり。 ジャワ島西部の農園に植えられた苗木は地震と洪水によって枯れてしまったものの、3年後に再びインドから持ち込まれた苗木が無事ジャワ島の各地で根を張り、インドネシアのコーヒーの先祖となった。たった数本の苗木からはじまったコーヒー栽培でしたが、今日ではインドネシアは世界第4位の生産量を誇るコーヒー大国となっています。しかし、およそ100年前の1908年、コーヒー栽培の大敵であるさび病が木々を襲い、壊滅的な被害を受けました。
現在インドネシアで栽培されているコーヒーのほとんどは、この時にさび病対策として植え付けをした、病害に強い品種、ロブスタ種。そしてさび病にも負けず、わずかながら生き残ったアラビカ種を、スマトラ島でマンデリン族が中心となって栽培したものが、今の「マンデリン」となった。
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